魚貝と鶏のWスープ、北海道産小麦の自家製麺。「麺屋 希楽夢」

2023年夏、宇治田原町南亥子に移転オープンしたラーメン店。しじみや煮干しの魚貝スープと鶏スープを重ねたWスープ、北海道産小麦100%の自家製麺。塩・醤油ともに1,100円、1日限定20食の白湯もあります。

麺屋 希楽夢の特製塩らーめん。澄んだスープにチャーシュー、味玉、海苔がのる
特製塩らーめん(1,550円)/写真提供:麺屋 希楽夢

基本情報

名称
麺屋 希楽夢(めんや きらむ)
場所
京都府綴喜郡宇治田原町南亥子90-1

国道307号から少し入った南亥子(みなみいのこ)に、行列のできるラーメン店があります。「麺屋 希楽夢(めんや きらむ)」。魚貝と鶏を重ねたWスープと、北海道産小麦100%の自家製麺で知られる一軒です。町の外から食べに来る人も多い店ですが、あらためてその中身を整理しました。

愛知で創業し、宇治田原へ移転

店主は有名ラーメン店で経験を積んだのち、2017年に愛知で独立創業。そして2023年の夏、京都府宇治田原町に店を移しました。いまの南亥子の店舗は、その移転オープン後の姿です。

二つのスープを、重ねる

希楽夢の看板は「Wスープ」です。別々に取った二種類のスープを合わせる手法で、それぞれの中身はこうなっています。

  • 魚貝スープ:しじみ、昆布、煮干し、鯖節など数種類の乾物
  • 鶏スープ:鶏ガラ、丸鶏、野菜類

しじみを使うのが特徴的です。乾物の重なりから出る旨味と、鶏の厚みが合わさることで、澄んだ見た目からは想像しにくい奥行きが生まれます。

麺は、メニューによって打ち分ける

自家製麺は北海道産小麦100%。ただし、すべて同じ麺ではありません。

  • 塩・醤油:手もみ麺。ほどよい縮れがスープを持ち上げ、もちっとした食感と小麦のやさしい風味が出る
  • きらむ白湯・醤油つけめん:全粒粉入りの自家製麺。噛むほどに小麦の香りが広がり、濃厚なスープやつけだれに負けない力強さ

スープの濃さに合わせて麺を変える。手間のかかるやり方ですが、これが希楽夢の一杯の輪郭をつくっています。

北海道産小麦を使った希楽夢の自家製麺
北海道産小麦100%の自家製麺/写真提供:麺屋 希楽夢

何を頼むか

人気は「塩らーめん」1,100円

Wスープの持ち味がいちばん素直に出るのが塩です。澄んだスープが素材の旨味を引き立てる、あっさりとした一杯。初めてなら、まずここから。

麺屋 希楽夢の塩らーめん。澄んだWスープに自家製麺とチャーシュー
1番人気の塩らーめん(1,100円)。魚貝と鶏のWスープ/写真提供:麺屋 希楽夢

醤油は三種のブレンド 1,100円

埼玉県産、奥出雲産、愛知産の醤油を独自にブレンドした醤油ダレが決め手。正統派の醤油らーめんです。

麺屋 希楽夢の醤油らーめん。三種の醤油をブレンドしたスープ
醤油らーめん(1,100円)。三種の醤油をブレンド/写真提供:麺屋 希楽夢

「特製」は具だくさん 各1,550円

塩・醤油それぞれに特製版があります。バラチャーシュー2枚、肩ロース1枚、味玉、海苔2枚が加わる仕様。トッピングの「特製盛り」(450円)を後から足すこともできます。

1日限定20食「きらむ白湯らーめん」1,150円

鶏白湯に煮干しを効かせた濃厚でクリーミーな一杯。長時間じっくり炊き上げることで生まれるコクがありながら、後味はすっきりしているのが特徴です。1日20食限定なので、狙うなら早い時間に。

麺屋 希楽夢のきらむ白湯らーめん。濃厚でクリーミーな鶏白湯スープ
きらむ白湯らーめん(1,150円)。1日限定20食/写真提供:麺屋 希楽夢

新メニュー「和え玉」350円

杯数を調整している都合で大盛りができない、きらむ白湯らーめんにだけ用意された追加の麺です。そのまま食べても、つけめんのようにしても、スープに入れてもいい。

注文のコツが店から案内されています。茹で時間が3分ほどかかるため、麺を半分ほど食べたタイミングで頼むのがちょうどいいそうです。

麺屋 希楽夢の和え玉。丼に盛られた麺とチャーシュー、薬味
和え玉(350円)。きらむ白湯らーめんにのみ追加できる/写真提供:麺屋 希楽夢

メニューと価格

らーめん価格
特製塩らーめん1,550円
特製醤油らーめん1,550円
塩らーめん1,100円
醤油らーめん1,100円
きらむ白湯らーめん(1日限定20食)1,150円
トッピング価格
特製盛り(バラチャーシュー2枚・肩ロース1枚・味玉・のり2枚)450円
塩、醤油 麺大盛り150円
味玉150円
メンマ増し150円
のり増し(2枚)100円
エビと鶏のわんたん4個300円
和え玉(きらむ白湯のみ)350円
ご飯・ドリンク価格
チャーシュー丼600円
チャーシュー丼ミニ350円
ご飯(大/中/小)390円/260円/130円
ビール小瓶500円
酎ハイ レモン450円
コーラ/ラムネ各200円

山城の食材を使う

希楽夢が掲げるのは「地元食材を活かした、ここでしか作れない一杯」。木津川市や城陽市の食材を取り入れているほか、ご飯には山城町産の米を使っています。チャーシュー丼まで含めて、山城地域の中で完結させようという意図が見えます。

宇治田原町は日本緑茶発祥の地として知られますが、こうした若い店が地元の農産物を選ぶことも、町の産業を支える一つの形です。

訪ねる前に知っておきたいこと

  • 食券制です。席に着く前に購入します
  • 全席禁煙、お水はセルフサービス
  • 電話番号は非公開です。予約や問い合わせの電話はできません
  • 定休日は火曜日
  • 夜の営業は金・土のみ。ほかの曜日は昼だけです
  • きらむ白湯は1日20食限定のため、遅い時間だと売り切れていることがあります
麺屋 希楽夢の店内。木のカウンターとテーブル席
店内はカウンター8席、テーブル、座敷を合わせて22席/写真提供:麺屋 希楽夢

アクセスと駐車場

京都京阪バスの60号・180号系統「亥子(いね)」停留所から徒歩約1分。駅のない宇治田原町で、バス停から1分というのはかなり行きやすい部類です。

車の場合は駐車場13台完備。席数はカウンター8席、テーブル4人×1卓、座敷6人×1卓の計22席で、座敷があるので小さな子ども連れでも入りやすい構成です。

麺屋 希楽夢の外観。黒い板壁の建物と看板
南亥子の店舗外観/写真提供:麺屋 希楽夢

店舗情報

店名麺屋 希楽夢(めんや きらむ)
住所〒610-0201 京都府綴喜郡宇治田原町南亥子90-1
営業時間月・水・木・日 11:00〜14:20(L.O.)
金・土 11:00〜14:20(L.O.)/18:00〜20:20(L.O.)
定休日火曜日
アクセス京都京阪バス 60号・180号系統「亥子」停留所より徒歩約1分
駐車場13台
座席計22席(カウンター8/テーブル4人×1/座敷6人×1)
備考食券制/全席禁煙/お水はセルフ/電話番号非公開

※価格・営業時間・メニューは変更される場合があります。営業日や限定メニューの状況は、店舗の公式サイトおよび公式SNSでご確認ください。

NEWS TIP

おいしかった一品、教えてください。

限定メニュー、新商品、町の人しか知らない一杯。編集部が確認・取材して記事にします。

SOURCE

情報元

麺屋 希楽夢 公式サイト

WRITER

UJITAWARA-TSUSHIN

宇治田原町の変化を、現地確認と一次情報を大切にしてお届けします。