今日(8月15日)開催!宇治田原・奥山田「ねりこみ囃子」2026年 雨乞い伝説が息づく夏の夜祭り

宇治田原町奥山田地区で毎年8月15日の夜に開催される伝統行事「ねりこみ囃子」。今年2026年も、本日8月15日(土)19時30分から奥山田会館を出発し、天神社まで子どもたちの囃子が夜の山里に響きます。お盆の帰省ついでに、夏の宇治田原をぜひ訪れてみてください。

雨乞いの儀式が起源の伝統行事

ねりこみ囃子のルーツは、かつて「松峠」でかねや太鼓を打ち鳴らして踊られた雨乞いの儀式にあります。農村にとって水は命そのもの。かつての人々が神に雨を祈ったその姿が、この囃子の起源となりました。

戦後一時期途絶えてしまいましたが、奥山田地区の住民たちが力を合わせて見事に復活。現在は「ねりこみ囃子保存会」のもと、奥山田区の小学生やその卒業生を中心に毎月第3土曜日の夜に奥山田会館で練習を積み重ね、伝統の音色を守り続けています。

当日の流れ

19時30分に奥山田会館を出発し、かね・太鼓・笛を演奏しながら天神社まで練り歩きます(=「ねりこみ」)。子どもたちが真剣な表情で楽器を奏でながら夜道を進む姿は、山里の夏の夜に独特の雰囲気を醸し出します。

その後、天神社の境内ではお盆の地域行事「ぼんぼんまつり」も続けて開催されます。地元の方も、久しぶりに帰郷した方も、誰でも気軽に見学できるアットホームな行事です。

基本情報

  • 開催日:2026年8月15日(土)
  • 時間:19時30分〜
  • 場所:奥山田会館 → 天神社
  • 住所:京都府綴喜郡宇治田原町奥山田小字政所32-1
  • お問い合わせ:天神社(0774-88-2963)

アクセス

◆ 公共交通機関
京阪宇治線「宇治」駅・JR奈良線「宇治」駅・近鉄京都線「新田辺」駅から、京都京阪バス(工業団地・緑苑坂行き)に乗車し「工業団地口」バス停下車、徒歩約10分。

◆ お車
国道307号を信楽方面へ進み、奥山田大杉トンネルを抜けて100m先の「宮垣内交差点」を左折してすぐ。駐車場あり。

地元からひとこと

宇治田原は日本緑茶発祥の地ともいわれる緑茶の里ですが、この「ねりこみ囃子」はお茶とはひと味違う、山村の暮らしと信仰が生み出した大切な文化遺産です。地域の子どもたちが伝統を受け継ぎながら演奏する姿に、思わず胸が熱くなります。お盆の夜、宇治田原の山里へ足を運んでみませんか。

▶ お茶の京都 イベント詳細ページ
▶ ねりこみ囃子 模範演奏(YouTube)

WRITER

UJITAWARA-TSUSHIN

宇治田原町の変化を、現地確認と一次情報を大切にしてお届けします。